柴崎駅の歯医者で親知らずの痛みについてのご相談なら柳沢歯科医院へ | 調布市の歯科医師として抜歯しない虫歯処置にこだわって治療しています

親知らずは智歯（ちし）とも呼ばれています。正常な永久歯は真ん中の歯から数えて7本ありますが、親知らずは7本目の後ろから8番目として生えてきます。永久歯（大人の歯）は通常15歳前後で全部生えそろいますが、親知らずの生える時期は10代後半から20代前半と極端に遅いです。親知らずは傾斜してまっすぐに生えてこなかったり、水平位に埋伏したりするなど、高頻度に萌出異常を起こします。

親知らずを抜いた方がいいケース

1．痛みや腫れがある

親知らずは一番奥の歯です。 そのため歯磨きが難しく、とても汚れやすいので虫歯や歯周病になるリスクが高いです。 虫歯・歯周病が原因で、歯が痛くなったり、歯茎の腫れが出てくることがあります。場合によっては顔がパンパンに腫れてしまうこともあります。

2．歯並びに悪影響が出ている

親知らずは横向き、斜め、逆さまに生えることがあります。 手前の歯を押すように生えてしまった親知らずは歯をグイグイと押し、歯並びに悪影響を与えることがあります。

3．手前の歯を溶かしている

横向きに生えた親知らずが手前の歯を押し、手前の歯の根っこが溶かされてしまうことがあります。

4．腫瘍や嚢胞の原因になっている

親知らずが原因で含歯性嚢胞(がんしせいのうほう)などの嚢胞や腫瘍ができる可能性があります

親知らずだからすべて抜くとは限りません。親知らずが正常に生えて機能している場合や、奥歯が抜けている場合(ブリッジの土台とする)は一般に抜歯しなくてもよいと思われます。綺麗に生えている親知らずは他の歯が抜けてしまった場合、移植にも使うこともできます。また高齢者や基礎疾患のある場合は抜くかどうかは口腔外科医と充分に相談することをお勧めします。