根管治療には、知識、経験、技術と道具が必要になります。
一般的な根管治療はステンレスファイルという細い針のような道具を使用します。そしてファイルを歯の中に先生の手指感覚で挿入し、感覚で汚れをとります。細菌で汚れている歯を感覚的に治療しているので成功率が低いのです。
一方、専門家の根管治療はマイクロスコープという歯科用の顕微鏡を使用し、強い光でしっかりと拡大視野で明示しながら、汚れを除去していきます。(下記に動画で解説)
そして、ニッケルチタンファイルや、お口の中の汚れから守るラバーダム、三次元でレントゲン画像を構築できるコンビームCTなどを使用して治療をおこないます。
歯科治療には入れ歯治療、虫歯治療、インプラント治療、矯正治療、抜歯治療、歯周病治療、根管治療などさまざまな治療があります。一般の歯科医院は全ての治療を満遍なく行う事ができますが、それゆえに一つの治療に特化しているわけではありません。当院のように少ない分野に特化して治療する医院はまだまだ少ないです。
今後の日本の歯科医療でも、それぞれの治療に特化した医院でしっかりとした治療を受ける時代が来るように感じています。
当院では、ありがたいことに一般の歯科医院様からの根管治療で困っている患者様を紹介していただく機会が多いです。そして、歯科医師や衛生士、技工士も当院に通院していただくことが多いです。これが当院が虫歯治療、根管治療に対して真摯に努力してきたご褒美、そして、同業者に認めてもらえることを心より誇りに感じております。